はぴの本棚

2003年からの読書日記

琥珀の望遠鏡 (ライラの冒険シリーズ (3))作者: フィリッププルマン,Philip Pullman,大久保寛出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2002/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 37回この商品を含むブログ (19件) を見る

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ライラの冒険シリーズ最終巻です。
やっと読み終えました。
この巻は668Pもあったけれど、先が読めない展開で十分楽しめました。
謎も解けたのですっきりしました。
詳しくは書かない方がいいので自分が感じたことだけあげておきます。

冒険を通してライラとウィルがだんだん惹かれあっていくところとマローン博士とある種族との出会いが特に印象に残りました。

この物語を読みながら普段は考えないような色々なことを考えてしまいました。
人を愛すること、その人を大切に思うことについて。
愛する喜びもあるが、逆に一人だった時よりも孤独を感じてしまうことについて。
大人になるとはどういうことなのか・・・

また、自分の進むべき道は自分で決めなければならないこと、人任せではいけないことなど・・・胸に響く言葉も多くかなり長かったけれど投げ出さずに読んでよかったと思いました。

自分にもダイモンがいたらいいのに。
でも実は姿が見えないだけで誰の心の中にも存在しているような気がします。
もし私にダイモンがいたとしたら人なつっこい犬かな?
しばらくファンタジー熱は続きそうです。



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たばぞう > 読了オメデトウゴザイマス。ライラとウィルの別れに私は泣きました。マローン博士の未知の種族との出会いは感動的でしたね。ダイモンについては、私もやっぱり何がいいかなって考えました(笑)。私は猫が良いです。 (2003/05/25 00:24)
やぶ > トントンさんに先を越されてしまいましたね。日記を読むと3巻めも期待を裏切らない面白さみたいなので、今から読むのが楽しみです。 (2003/05/25 02:29)
トントン > たばぞうさん、こんばんは。私も最後の方はウルウルしてしまいましたよ。読んでよかったなあと思っています。
やぶさん、3巻目はこれまで以上に分厚いですが、期待以上の面白さでした。ぜひ読んでくださいね。感想楽しみにしています。 (2003/05/25 20:02)