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2003年からの読書日記

華胥の幽夢 十二国記 (講談社X文庫)作者: 小野不由美,山田章博出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/09/05メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 57回この商品を含むブログ (72件) を見る

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今回は5つの短編集です。
前巻の続きがとても気になりますが別の話です。

私は「書簡」が特に印象に残りました。
景王になった陽子が大学で学ぶ楽俊に書簡(しゃべる鳥なんですが)を送り、近況を報告しあう話です。

二人とも辛い事や、苦しい事は一切言わないのが立派だなあと思ってしまいました。
お互いに空元気というのが分かっていても、「大丈夫」と言ってしまうのは少し切なかったです。
陽子と楽俊は十二国記で最初に馴染んだ登場人物なので私の思い入れもそれだけ強いのかもしれません。

とうとう十二国記を読み切ってしまいました。新刊が待ち遠しいです。



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たばぞう > トントンさん、完読おめでとうございます!。私もあとこの本を残すばかり。短編集ですが、この本も面白そうで安心しました。 (2003/05/17 09:18)
トントン > とうとう読みきってしまいました。なじみのある登場人物がまた出てくるので楽しめると思いますよ。 (2003/05/17 10:38)
やぶ > 最後まで来てしまいましたね。この本今の自分にもの凄い影響を与えた言葉があります。それは「責難は成事にあらず」です。自分の行いに思い当たる節があり恥ずかしくなってしまった思い出があります。今年中に続刊が出るという話もあるのでひょっとしたらすぐ続きが読めるかも・・・(あくまでも噂です) (2003/05/21 01:23)
トントン > 「責難は成事にあらず」という言葉は、本を読んで初めて知りました。かなりずっしり響いた言葉でした。続刊が出るかもしれないんですね。期待して待ちたいと思います。 (2003/05/21 20:55)
たばぞう > 今年中に新刊が出てくれたら、とても嬉しいですね。 (2003/05/22 12:39)
トントン > 新刊の噂が本当だったらいいですね! (2003/05/22 20:30)