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2003年からの読書日記

リセット (新潮文庫)作者: 北村薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/06/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (111件) を見る

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時と人三部作の3冊目です。
半分くらいまではなかなか読み進めなくて、『ターン』の方が面白かったと思っていました。
山あり谷ありというよりは淡々としていたので。

それぞれの登場人物がどう結びついていくのか疑問だったけれど、だんだん謎が解けてきたところから面白くなり一気に読めました。

読み終わって出会いの不思議さを感じました。
強い思いや願いがあれば人は生まれ変わって、また縁のある人のところへ戻ってくるのかなとぼんやり思いました。
自分の周りにいる人も実は前世に縁があったりして・・・印象に残った言葉は「それだけ早く、あなたに会いたかったのよ」です。

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さくら > 三部作の中で一番好きです。物語の展開としてはターンの方が緊張感あり面白いかもしれませんが、この時代背景と淡々と進む中での不思議な縁と抑えた感情がとても良かったです。 (2003/04/26 12:19)
ときわ姫 > 人によって感想が違うのは当然ですが。私はトントンさんとは反対に、前半がとても好きでした。それだけに後半は別の物語がくっついた感じで、私の中ではターンより評価が下がったのでした。
後半に関しては、なかなかいいなあという思いと、そんなの都合が良すぎるという思いが半々です。 (2003/04/26 13:58)
まゆ > 私は数少ない「スキップ」派なんですが(笑)「リセット」はノスタルジックな感じがすごく好きです。作者の思いも伝わってきて、三部作の締めくくりにふさわしい作品だと思ってます。 (2003/04/26 16:00)
トントン > さくらさんは、リセットが一番好きなんですね。私はまだ決められない・・・三部作それぞれいいですよね。
ときわ姫さん、たしかに後半はうまく話ができすぎている気もしましたね。違った感想を読むといろんな考え方を知ることができるから興味深いなあと思います。
まゆさんはスキップ派なんですね。三部作それぞれよさがあるので、しばらく時間をおいてまた読み返してみたいなあと思いました。 (2003/04/26 20:16)
青子 > 「北村薫」読んだことないのですが、三部作ですか。興味津々です。チェックしときます。「本プロ」にお世話になってから、チェック本多くって…。でも、ハズレはないので、楽しみです。 (2003/04/27 13:04)
トントン > 青子さん、私も「本プロ」でチェックした本を図書館でつい借りてしまうようになりました。北村さんの本のUP楽しみにしてますね。 (2003/04/27 16:27)
たばぞう > わ〜い、十二国記はやっぱり人気者だね。なんか、むしょ〜に読みたくなってきます。お次は「図南の翼」からなのですが。 (2003/05/02 12:34)
たばぞう > ↑すいません、これ「磨性の子」へのレスでした。 (2003/05/02 12:35)