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2003年からの読書日記

魔性の子 (新潮文庫)作者: 小野不由美出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1991/09/30メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 42回この商品を含むブログ (130件) を見る

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やぶさんに『風の海・迷宮の岸』の前にこちらを読むといいと聞き、読みました。

教育実習で母校に戻った広瀬は高里という生徒に出会い、不思議な雰囲気に興味を持ちます。
高里は以前神隠しにあったことがあり、彼をいじめたものは報復を受けると恐れられていました・・・

十二国記の世界がなんとなく頭にあったからけっこう不気味な感じにもついていけてよかったと思います。
でも、とにかく人が死にすぎ!それもだんだんエスカレートしていって怖いです。
もともと怖がりな私は高里に何かあるたびにまた誰か死ぬぞぉ〜とドキドキしてしまいました。

でも怖くて不気味な話だけではなく、人間のエゴや醜さがよく出ていたので興味深く読めました。

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やぶ > トントンさん読まれたんですね。ホラーはダメな人が結構多いので興味深く読めたようで好かったです。私がこれを読んだ当時、何事にも逃げまくっている人生を送っていたので、人生逃げる所なんか何処にもないんだ!というこの本の内容に打ちのめされた思い出があります。(今でも偉そうなこと言える人生など送っていませんが・・・情けない) (2003/04/30 23:28)
たばぞう > 「月の影 影の海」の次に、読みました。面白かったです。で、その後の十二国記シリーズに尚更興味をひかれ・・・でも、最近読むのを休んでいました(笑)。 (2003/04/30 23:38)
あさこ > あぁっ、やっぱりこのシリーズおもしろそうですね〜。シリーズの1作目しか読んでいないので気になってます!早く読みたいです。 (2003/05/01 17:22)
トントン > やぶさん、怖がりながらもなんとか読みましたよ!考えさせられることが多い話でした。早速十二国記に戻るとします。
たばぞうさん、私もどんどんこのシリーズが好きになってきました。通して読んだらどんな感想を持つのか自分でも楽しみです。
あさこさん、とっても面白いですよ〜読んでいくうちに十二国記の世界が分かってくる感じがします。感想のUP楽しみにしてますね。 (2003/05/01 18:54)
青子 > 「十二国記」って今、テレビでアニメやってるやつですよね。なんか面白そうですね。でも、私はホラー系の物語は苦手なんで、ちょっと躊躇してしまいます。テレビで見たところではそうでもないみたいなんだけど、小説は恐いんですか? (2003/05/01 20:44)
トントン > 十二国記は、ホラー系ではないですよ。怖がりの私でも読めたのできっと青子さんも大丈夫だと思います。でも、この「魔性の子」はけっこうホラー系かも・・・ (2003/05/01 21:07)
つん > 私もこのシリーズ大好きです! でも「魔性の子」はきつかった・・・。
あっさり人が大量に死んじゃうし、広瀬の最後の叫びも痛い! 「風の海・迷宮の岸」やその後もそうなんですが、高里だけやたらに不幸なんですよ〜。
いつか幸せになってくれるものだと思って、最新刊待っているのですが・・・。
(2003/05/01 21:55)
トントン > つんさん、私もこの「魔性の子」は読むのがなかなかでした。高里がこの後も不幸なんですか?気になります。 (2003/05/03 22:01)
トントン > たばぞうさん、下のレスに気づいたのでこっちに書きますね。十二国記シリーズは読み進めるごとにどんどんはまっています。たばぞうさんに早く追いつけるよう頑張って読みたいです。 (2003/05/03 22:07)