須賀敦子
(277) 須賀さんのエッセイは2冊目ですが、(初は『ミラノ霧の風景』)こちらの方がより好みでした。 美しい日本語は相変わらずで、より読みやすく文章が練られている印象です。タイトルも素敵で「ヒヤシンスの記憶」「雨のなかを走る男たち」「重い山仕事の…
(214) ずっと読みたいと思っていた須賀敦子さん。 イタリアで暮らしていた日々を振り返ってのエッセイです。静かで落ち着いた文章を書く人だなというのが第一印象。 それに日本語の表現がなんとも上品で美しいです。 イタリアで翻訳の仕事をしているところ…