はぴの本棚

2003年からの読書日記

お友だちからお願いします作者: 三浦しをん出版社/メーカー: 大和書房発売日: 2012/08/11メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (33件) を見る

だいたいこんな毎日ですが、こんな私でよかったら──。
どこを切ってもミウラシヲンが迸る!
本屋大賞に輝く人気作家の極上エッセイ集。

久々に読んだ三浦しをんさんのエッセイ。
読売新聞や日本経済新聞などに掲載されたとのこと。
少しよそゆき仕様ではありましたが、しをんさんの日常が垣間見えて面白かったです。

私が好きだったのは第三章「旅」がテーマのエッセイ。
旅に出る前と帰った時の気持ちとか、だれと旅に行くかが重要という話は共感しました。

エッセイの中で何度かしをんさんの母親が登場します。
かなり強烈な印象・・・身近な家族だからこそのしんどさ。
しをんさんお疲れさまです(笑)

子どもの頃ぬいぐるみに名前をつけて日替わりで寝ていた話は今の次女とそっくり。
次女に読んでやると「ほんとだ!」二人で笑っちゃいました。

しをんさんの小説でお気に入りは『舟を編む』『風が強く吹いている』ですが、エッセイの中に出てきた林業に携わる人達の話がとても魅力的だったので『神去なあなあ日常』『神去なあなあ夜話』も読んでみたくなりました。