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2003年からの読書日記

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)作者: J. K.ローリング,J. K. Rowling,松岡佑子出版社/メーカー: 静山社発売日: 2006/05/17メディア: ハードカバー購入: 9人 クリック: 68回この商品を含むブログ (510件) を見る

(390〜391)
シリーズ第6巻、再読ラストです。

前回の記事はこちら↓
http://d.hatena.ne.jp/lovelyplace923/20060705

評価が一つ下がったのは内容をけっこう覚えていて落ち着いて読めたのが理由です。


それでも十分面白かった!
ヴォルデモートの勢力が強まるにつれて重苦しさが増してきましたが、それでもあちこちでキラリと光るエピソードやユーモアが散りばめられているように思いました。
ハリーの恋の成就をはじめ、他にも愛ある場面がたくさん。
暗いからこそ明るさがより強調されるんでしょうね。


訳者のあとがきにありましたが、ハリーの独り立ちにも注目して読みました。

「心配しなくともよかろうぞ・・・・・・わしと一緒じゃからのう」(4章)
 ↓
「わしは心配しておらぬ・・・・・・きみと一緒じゃからのう」(26章)

ダンブルドアの言葉が180度変わったことからも伺えるように、ハリーはすっかりたくましい青年に成長しましたね。
最初から読んできた私もなんだかうれしくなってしまいました。


再読の長い旅も終わり、いよいよ最終巻。
謎の人物R.A.Bの正体は?スネイプは結局どちらの味方なのか?ヴォルデモートとの決着はどうなるのか?
など気になることはいっぱい残っていますが楽しみです。


もう読み始めている第7巻ですが、最初から波乱の予感・・・
最後のハリー・ポッター、じっくり味わって結末を見届けようと思います。