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2003年からの読書日記

巴里の空の下オムレツのにおいは流れる (1963年)作者: 石井好子出版社/メーカー: 暮しの手帖社発売日: 1963メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る

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ずっと読んでみたかったこの本。
最初は図書館で借りたのですが、(書庫に保管されていて著者のサイン入りでした!)少し読むだけでかなり気に入ってしまいすぐに購入。
ゆっくりゆっくり読みました。

シャンソン歌手である著者のエッセイ&料理レシピの本です。
料理は普通のレシピ本と違って文章の説明のみで写真が全くないんですが、文章を読んで料理をイメージする作業がけっこう楽しいかも。
写真で見せられるより、料理のイメージが膨らむ気がします。
そしておなかもすいてくる(笑)
実際に作ってみたい料理もたくさんありました。

バタたっぷりのオムレツ
ヴェベールの卵
ノルマンディー風じゃがいも料理
バタと粉チーズだけのスパゲッティ
クロックムシュ
スタッフドトマト
ニョッキ
パエリァ・ヴァレンシアーナ

出版されたのが昭和38年とかなり前なので、当時は新しくても今ではおなじみになっている料理が紹介されていたり、話題が古い部分もありましたがかえってそれも新鮮でした。
バターがバタと書かれてあるのも素敵!

著者は本当に料理が好きで、食べるのが好きなんだなと思わされる本です。
そして人を喜ばせることも大好き。
この本では色々美味しいものが紹介されていたけれど、著者が一番言いたかったのはあとがきのこの言葉のような気がします。

>おいしいものというのは、なにもお金のかかったものではなく、心のこもったものだと私は信じている。

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チピー > トントンさん、こんばんは。この本のタイトル、面白いですね。「巴里の空の下セーヌは流れる」(?)のもじりでしょうか。昭和38年!そんな昔の本だったんですね。「バタと粉チーズだけのスパゲッティ」というの食べてみたいです〜。他の料理もどんなのかわからないのもあるけどおいしそう…。「人を喜ばせることも大好き」というのがいいですね。石井さんの人となりが見えてきそうな本ですね。 (2006/10/24 20:40)
トントン > チピーさん、こんにちは♪タイトルのこと全然気づきませんでした(汗)「巴里の空の下セーヌは流れる」っていうのがあるんですね。かなり古い本ですが美味しそうなものばっかりで空腹時には読むのをオススメできないほどです(笑)「バタと粉チーズだけのスパゲッティ」シンプルで美味しそうですよね!石井さんは美味しいものを食べるのも好きだけど、作って人にふるまうのもすごく好きなんだなと思いました。喜ばれるのってうれしいですもんね。機会があればぜひ手にとってみてくださいね♪ (2006/10/25 15:10)
ケイ > こんにちは〜トントンさん、この本おいしそう♪ですねぇ。。と食いしん坊な私は。。こころのこもったもの。確かにそうですねぇ。それが料理や暮らしの最上のレシピかな。いい本ですね。またね。。 (2006/10/29 12:25)
トントン > ケイさん、おはようございます♪ふふ、美味しそうでしょ。文章だけのレシピなんですけど、想像力が刺激されてより美味しそうに思えるのが不思議です。私も食いしん坊なので。料理や暮らしって心のこもったものが一番なんですよね。 (2006/10/30 08:58)
澪 > こんばんは、遅レス失礼します。トントンさんが挙げられた料理、美味しそう。私も想像力を駆使して小説や童話に登場する食べ物を作るのが好きなんです。最近だとロシア文学にでてくるボルシチとか。最近気になるのはアリス・B・トラクスのクックブック。塩一トンの読書というエッセイにでてきます。…ある日ピカソがうちの昼食にくるということで私は彼をたのしませようと、とくべつのデコレーションでサカナを飾った(中略)香草をいれた白ワイン煮のバスは、マヨネーズとゆでたまごの裏ごしとトリュフと香草で色彩あざやかに飾り付けられる…
>料理や暮らしって心のこもったものが一番
同感です。トントンさんは日々の暮らしを、心から楽しんでいるのですね^^素敵です。 (2006/11/19 21:13)
トントン > 澪さん、こんばんは♪レシピが文章だけで表現されているんですけど、それがとても美味しそうなんですよ。想像するとより美味しそうに思えたりしますよね^^実際に作ってみる澪さん、素敵だなと思います。澪さんのあげられた文章も美味しそうでとっても想像力が刺激されますね。アリス・B・トラクスのクックブック、なんだか気になってきました。
日々の暮らしを心から楽しんでいるまではいかないんですが、そうありたいなとは思ってるんですよ〜でも実際はまだまだです。 (2006/11/20 18:41)