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2003年からの読書日記

容疑者Xの献身作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2005/08/25メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 157回この商品を含むブログ (974件) を見る

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最近ミステリーから離れていましたが、図書館で予約していたこの本が届き久々に読みました。
そういえば以前直木賞で話題になって予約していたのでした。
本プロでも人気の東野圭吾さんですが、実は私苦手なんです。
以前何冊か読んだことはあるけれど、ピンとこなくて。
今回はどうかなと思ったんですが期待せずに読んだのがよかったみたいです。

最初の段階で犯人が分かっているからどんな風に展開するのかと思いましたが、最後まで飽きさせず、引き込まれて読みました。
読んでいる途中では気づかなかったけれど、後で思い出してみると伏線があちこちにあったんですね。
後半でどんでん返しのところもあり、楽しめました。

湯川という登場人物は他の作品からのシリーズがあるようで、それもいつか読んでみたいです。
彼が入ることでこの物語はより面白くなっていたなと思いました。

それにしても、ものすごい献身ですね・・・圧倒されました。

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あしか > ものすごい献身。そうですね。これ、以前に「純愛」かどうかという論点で話し合った事があったんですが、どう思われましたか? (2006/07/25 15:16)
さくら > ラストには驚かされました〜。あまりの強い覚悟に打たれました。 (2006/07/25 17:14)
chii > 初めまして♪こんな愛され方が幸せなのか・・・でも、面白かった作品でした。 (2006/07/25 20:57)
kanakana > そうそう、ちゃ〜んと伏線があるんですよね。そこが東野圭吾のすごいところだなと思います。私は湯川のファンなので、理系は苦手分野でもガリレオシリーズが好きなんです。 (2006/07/26 00:00)
ほっそ > こんにちは。私も最近読みました。あしかさんの指摘する点私考えたこと無かったです。「純愛」ですか・・・石神としては純愛でしょうね。でも他の人からは「純愛」と思ってもらえないことも含めて、石神はすべて納得して「献身」したのかなあと・・・思えてきました。 (2006/07/26 11:17)
ゆんゆん > 私も湯川が入ることでこの小説は面白かったと思いました。悩める湯川博士が何とも切なかったです。でもラストは少し受け容れがたかったです。 (2006/07/26 14:10)
トントン > あしかさん、「純愛」かどうかですか・・・見返りを期待せず自分を犠牲にしてのものすごい献身ですよね。でもこれが純愛といえるかと考えたら正直納得できない気持ちがあります。
その人のために自分が犠牲になるのは分からないではないけれど、殺人はやっぱりNGだと思ったので。また皆さんの話し合った内容を覗きに行ってきます。
>さくらさん、そうですね。ラストには驚かされました。そこまでしなくても・・・と思ってしまった私です。
>chiiさん、初めまして。こんな愛され方をされるとかなり重いですよね><石神はそれでよかったんだろうけど・・・謎解きはかなり面白かったです。
>kanakanaさん、後半でパズルのように伏線がどんどんつながっていくのは面白かったです。東野さんは色々な分野の作品ががありますよね。今回面白かったのでミステリーはもうちょっと読んでみたいと思いました。湯川のガリレオシリーズ、また手にとってみたいです。
>ほっそさん、こんにちは♪私もあしかさんに言われて初めて考えてみました。「石神としては純愛」私も同感です。頭がよすぎるから最後まで計算し尽くして納得して「献身」したんでしょうね。でも最後の場面で彼も人の気持ちまでは計算できなかったのかな?と思えました。 (2006/07/26 14:16)
トントン > 皆さんにレスを書いていたらちょうどゆんゆんさんが!
湯川が入ることで面白みが増していましたね。私も切ないなと思いながら読みました。ラスト、ゆんゆんさんも受け入れがたかったんですね。真相が分かってもすっきりしないというかなんともいえない気持ちになりました。 (2006/07/26 14:30)