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2003年からの読書日記

ごはんの力が子どもを救う―かんたん!おいしい!ごはん食のすすめ (リトルランドこどもの本)作者: 幕内秀夫出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2010/05/19メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (3件) を見る

以前出版された単行本『子どもこんだて』『子どもレシピ』『子ども元気レシピ』をまとめて改定文庫化したものだそう。

朝・昼・晩の一週間+おやつのレシピ、みそ汁のバリエーション、漬け物、季節のおかず、豆、海藻の常備食レシピ、おやつのおすすめ表など参考になるものがたくさん。

基本を「ご飯+みそ汁+漬け物+お茶(水)」にすると難しく考えなくてすむんですよね。


様々な食に関する情報が溢れる中

>”子どもはごはんと水でじょうぶに育つ”と、私は長年の調査や研究の結果から確信しています。

という著者の言葉はとても心強いです。



さて我が家、食事はほぼOKだと思ったのですがおやつに関しては反省すべき点がたくさんありました。
おやつは大人が楽しみのためにとるのに対し、子どもは3時にする食事というのが頭では分かっていてもあまりできていない。

特に長女はおやつ=甘いものという習慣になってしまったので、これから著者のすすめるおやつにしようとすると嫌がるかも(笑)


>食べさせたくないお菓子は家におかないこと。そして食べていいおやつをちゃんと用意してあげること。


>子どもの健康のためにクッキーやケーキを一生懸命手作りしているお母さん、そういう手作りお菓子は、誤った愛情だということに気づいてください。


結局問題は親の姿勢なんですよね・・・この言葉はかなり痛かったです。


誕生日や特別なイベント、いただきものや友達との付き合いで食べるお菓子などに目くじらを立てるつもりはないんですが、普段のおやつをもう少し考えてやっていこうと思いました。


小児科医の真弓定夫さんの文章「早寝早起きをしよう!じょうぶな体と心をつくる子どもの生活リズム」もよかったです。